2011年2月17日木曜日

to_dk文章作品を素材として使う方法 - to_dk作品紹介.

to_dk作品紹介
to_dkでは、初音ミク世界を発展させる目的で、文章作品を素材として公開しています。
to_dkの文章作品を素材として使いたい時は、素材投稿サイト「ピアプロ」からどうぞ。


**** 文章素材の公開場所
次のブックマークから辿る方法が簡単です。

o 「ミクさんの隣」所属作品= ▽ピアプロのブックマーク
o 「黄色の私」所属作品 = ▽ピアプロのブックマーク
o 「青い私」所属作品 = ▽ピアプロのブックマーク
o 「赤い私」所属作品 = ▽ピアプロのブックマーク
o 「付録」所属作品 = ▽ピアプロのブックマーク


**** 利用手順の概要
o 非商用利用の時
    + 素材投稿サイト「ピアプロ」経由でご利用下さい。
    + 作品ページは、上のリンクから辿る事が出来ます。
    + 後は、ライセンス条件を確認して、その範囲内でご利用下さい。
        + 初音ミク度の高い作品は、基本的に、ピアプロの基本ライセンスで利用出来ます。
        + 他の目的でも使用している作品は、トラブルを防ぐ目的で使用条件を追加しています。
o 商用利用したくなった時
    + ピアプロにお問い合わせ下さい。
    + to_dkが要求するのは、素材作者としての氏名表記。
    + 後は、ピアプロの基準に従って、好意的に対応したいと考えています。


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関連ページ:
    ▼作品紹介
    ▼目次
    > ▼お知らせなど
(2012年5月1日変更。タイトル変更と大幅加筆)

リン警官とミクさん達。第1楽章 - ミクさんの隣.

ミクさんの隣
「ミクさん。おはようございます。」
「おはよー♪」

私が朝の挨拶をした時、ミクさんの返事の声は明るく高かった。
この上機嫌さは、何か、楽しい事があったに違いない。
私は、「一緒に曲を作りましょう。」と声をかける前に、ミクさんの話を聞く事にした。

「何か、良い事ありました?」
「はい。これ。」

ミクさんは私に1枚のチラシをくれた。

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『リン警官見学ツアー。現地集合。飲食物の差し入れ歓迎』

。。。

ミクだよ。今日行くよ。

ミクです。今日は、毎日100人以上捕まえる所に出かけます。

私もミクよ。私達の世界って、とても平和に見えるけど、
治安はあまり良くないの。

行って見る?行くよね。ミク
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受け取ったチラシの下に、説明文。
署名が全員「ミク」なのに、誰が書いたのか分かる所が面白い。

「ミクさんは、このツアーに行きたいですか?」
「うん。」

意外だ。このミクさんは、誰かが怪我をしたりするのは嫌いな筈だ。
ミクさんの考えている事は、私には良く分からない。
とりあえず、今日の作曲は中止して、

「準備して、見に行きましょう。」
「うん。」

テーブルには、コロ付きの鞄が2つと、大きなミルクの瓶と、お菓子が沢山。
ミクさんは本気だ。
そして、音楽以外で手際の良い彼女を見るのは、久しぶりだ。

私は、ミクさんの手際の良さに感動しながら、テーブルの上に並んでいる物を、2つの鞄に詰め込んだ。
瓶の蓋はしっかり止めて、衣類とタオルで瓶を覆った。


鞄の準備はすぐに終わったので、私達は、出かける事にした。

てくてくてく。ごろごろごろ。
ミクさんと出かける時、私はいつも、ミクさんの隣を歩く。
なぜなら、ミクさんの後ろは、この周辺で一番の危険地帯だからだ。

たまにミクさんが転びそうになると、髪がありえない速さで動き、彼女はバランスを取り戻す。
この時、ミクさんの後ろにいると、うっかり叩き飛ばされる事があるのだ。

てくてくてくてく。ごろごろごろごろ。
景色を眺めながらミクさんに質問している内に、私達は目的地に到着した。


続く


**** 管理情報
o 文章作品
o 作品名 = リン警官とミクさん達。第1楽章
o 分類 = ミクさんの隣
o 作者 = to_dk
o 初出 = 2011-02-17 on Blogger


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関連ページ:
    ▼ミクさんの隣
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    リン警官とミクさん達。第3楽章
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    出荷数とミクさん達

2011年2月16日水曜日

分身するミクさん - ミクさんの隣.

ミクさんの隣
今日のミクさんと私は、一味違う。
今日は朝から、私達は作曲に取り組んでいるのだ。

私達が作るこの曲は、自分達の目指す声や音を練り込んで、少しずつ出来ていく。
近い将来、この曲を発表する、その日まで。


私がそのような事を考えていると、耳に聞こえていた歌声が、ぴたりと止んだ。
丁度、ミクさんの輪唱が終わった所だ。

「少し休憩しましょうか。」

こくっと頷くミクさん。
私は、冷蔵庫から、ミルクを取り出す。
ミクさんは机の上に、コップを2つ並べる。

「さっきのミクさんの声、2人分一緒に出ていましたよね。」

コップを持ったまま、こっくりと頷くミクさん。
私は、取り出したミルクを、2つのコップに注いだ。
ミルクを飲んで喉を潤したミクさんは、返事の続きを言葉で伝える。

「私、16人分歌えるよ。」
「すごいですね。」
「えへん。」

胸を張って、得意顔で返事するミクさん。

初音ミクは、最大16人分の声で同時に歌う事が出来る。
1トラックに付き1人分、16トラックで16人分の声を出せるのだ。
私は、その仕組みについて知りたくなったので、ミクさんに質問してみた。

「ミクさんは、その時、どのように歌っているのですか。」
「左腕を操作しながら。」

彼女の左の長袖には、シンセサイザーらしきものが付いている。
私はただの飾りだと思っていたけれど、必需品との事だった。

「そのシンセって、歌う事が出来るのですか?」
「「R」で録音。簡単だよー。」

彼女は、笑顔で種明かしをしてくれた。
なるほど。歌う時に、一緒に再生するのですか。


私は過去の記憶を呼び起こす。
先ほどのミクさんは、輪唱の前に「R」の操作を私に要求してきた。
前回歌ってもらった時も、2トラックになると必ず「R」の操作を要求してきた。
前々回の時も、そうだ。

という事は、、、

私は、得意顔のミクさんを、長く眺めていたかった。
だから私は、彼女に聞こえないように、頭の中でこっそりと呟(つぶや)いた。

あなたが本当に歌っているのは、1トラック。1人分だけだったのですね。ミクさん。


**** 管理情報
o 文章作品
o 作品名 = 分身するミクさん
o 分類 = ミクさんの隣
o 作者 = to_dk
o 初出 = 2011-02-16 on Blogger


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関連ページ:
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    制作メモ - 初音ミクに和音で歌ってもらう方法
    制作メモ - レンダリング。性能の低いパソコンで、なるべく快適に再生する